恐らく去年なのだけど、およそ10年ぶり以上に虫歯ができてしまった。
それを先々週ぐらいにやっと治療できたので、1年近くぶりにおやつを食べることができたのだった。 治療ができない内は…とか、砂糖のせいで虫歯になったのよ…とか、何となくずっとおやつを食べてなかった時は不自由に感じてなかったけど、よく行くポーリッシュのデリで、美味しそうなフルーツタルトを食べながらお店の人と話してる膨よかな白髪の男性を見た時に、ちょっと羨ましかったのよね。 その時は、虫歯の治療は終わってたのだけど、「おやつを食べない癖」ができてしまってて、「羨ましかった」のよね。 数日遅れで「あ!私、虫歯治ってた!!」と思い出して、デリに行った時についでに買ったフルーツタルト。 こんな風に、「良かれ…」とやってたことが、もうその必要がなくなっても、そのまま惰性で続けてしまうということがある。 本質的な意味が失われても、型だけ残ってしまったやっかいなものが、この世にはたくさんある。 もちろん、自分の中にもね。
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Ray of Sunshine
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