毎日いろいろあるけれど、生きていることを忘れないようにしないとね。
私は去年送っておいた確定申告が返ってきて、めちゃくちゃスッキリ。 やれやれ…。 10歳の頃、まさか自分が「確定申告を終えてルンルンになる」なんて予想もしてなかったなぁ。 国税局からのレターを片手に鼻歌を歌いながら、フラットの片づけをしていると久しぶりにJohn McDonaldっていう人が書いたMessage of a masterっていう薄っぺらい本に目が止まった。 日本語にも訳されてて、邦題はマスターの教え。 私は最初にこの本を知った時、まず「マスターって何?!!」 マスターって何のこと?!って思った。 あなたは、マスターって聞くと何を思い浮かべる? いろいろあるけれど、「自分のことじゃないわ、それ」じゃない? 自分じゃない他の「誰か」、立派な人だとか、偉い人だとか、お金持ちの人だとか、そんな感じじゃない? 『失敗続きの起業家に、長年の友人から電話がかかってきた。彼は、人生を思い通りにできる「マスター」と呼ばれる人物に出会ってから、運命が変わったという。すがるような思いで「マスター」のもとを訪れた起業家。そこで学んだ、富と知恵と成功を手に入れる法則とは?70年以上にわたって世界中で読み継がれている、成功哲学の古典。』 1929年に出版されたから古典なのよね。 数年前、イギリスで探した時は古本しか買えなかったのに、今は新刊も出ているから、ニーズが高まってるのかも。 私はずっとこの「マスター」というのが自分と重ならず、グッと来なかった。 私は共感力が高いので、↑こういうの、すっごく大切。 言霊が作動しないというか、内容が入ってこない。 この違和感、当時はよくわからないまま、読み終えた。 ただ、マスターって何やねん…、みたいな。 英語でもよく、Be the master of your own realityみたいな言い方をするの。 これは、「自分の現実の主になりなさい」みたいな意味で、要するに、自分の現実は自分でクリエイトしているということを自覚しなさいってこと。 例えば、現状を憂いてる人がいたとする。 この人は、「現状を憂いてる」時点で既にアウトなのよ。 憂いてる=自分が現実をクリエイトしてる自覚が無い、つま「マスターは他にいる」という概念を持ってるってことだから。 そのままの状態で、アファメーションとかやっても中途半端に…。 でもまず「マスター」という実感が無いことには、言霊も発動しない。 そんな時は、自分が「マスター」としてしっくりくるまで、自分が自分の現実を作ってることをアクセプトすること。 良いことも、悪いことも。 アクセプトする、というのは、そういう視点で見てみるという感じ。 自分の現実とは、自分がどんな風に「(自分の)世界」を体験してるかということ。 つまり、自分が(自分の)現実を、どんな風に体験するかを自分で決めるのが、マスターということ! これを忘れてしまうと、共依存の関係に陥ってしまい、相手の出方次第で感情の振り子が揺れまくるServant(僕、下僕、奴隷)になってしまう。 あの、薄っぺらいマスターの教えを読んでから、少々の時差を経て、私も自分が「マスター」だということがしっくり来始めてることに気がついた。 マスターって、日本語だと主人、主、師匠、親方…、いろいろあるけれど、マスターの上には他の人間は誰もいないのよね。 トップ。 最高責任者。 だから、この自覚があればあるほど、誰かや何かのせいで「気分を害する」ということがなくなるのよねぇ。 そうすると、良いことが起こり始める。 あ、既に起きていた良いことにも、気付けるようになる…、かな。
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Ray of Sunshine
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