鏡よ鏡、この世で一番美しいのは誰?と、魔女が尋ねた時、鏡は生まれたてのお姫さまを映し出しました。
そのせいで、このお姫さまは呪いをかけられ…(以下省略)。 鏡は純粋で嘘がつけません。 それでも物語はハッピーエンド、鏡は純粋だからこそ、鏡なのです。 私たちは現実というものを理解する時、鏡のアナロジーを使ってきました。 この世が鏡であるならば、私たちの感知する「この世界」は、鏡に映し出された私たちそれぞれのエネルギーです。 そして昨今は、鏡の前にたってから、実際に鏡にその姿が現れるまで、ちょっと時間がかかるのがスタンダードとなりました。 つまり、私たちが感知する「世界」は、いつもちょっと前の自分のエネルギーなのです。 ということは、最新情報は今の自分のエネルギー。 そしてもう一つ。 Transurfingにて、Vadim Zealandも言ってますが、「The mirror cannot reflect what isn’t there.」、つまり、「鏡はそこに無いものは映し出せない」(拙訳)んですよねぇ。 ということは、私たちのエネルギーに余計なものがくっついていれば、それも映し出されるだけでなく、私たち自身が、自分のことをよく分かっていなかったら、映し出された世界を感知しきれない…ということでもあるんですよね。 だからこそ、やっぱり、「己を知る」は鉄板です。 己を知る…というのは、自分の本来のエネルギーという感覚を覚えるということ。 己を知るというのを、頭からやると、人間はズルさが出てしまって「こう見られたい」とか、「こうあるべき」というのが出てきて、役に立ちません。 だから、感じるのです。 感じるのは自分のエネルギー。 私はエネルギーヒーリングは、そのためのもの…だと理解してます。 病気を治すとか、悩みが解消するというのは、一人一人が、本来のエネルギーを感じとれるようになるから起こる自然現象…、物理的なことであって、奇跡でもマジックでも無い。 エネルギーヒーラーとして、私はその人のエネルギーを様々なレベルで感知して、「コレはあなたのものじゃないですよね」とか、「ああ、コレコレ、コレがあなたのエネルギーですよ」とかやりながら、ご本人にも「あー、そうでしたそうでした!コレです!」と思い出してもらうのです。 タロットカードに魔術師というカードがあります。 魔術師は、マジシャン…というよりも、アルケミストのことで、アルケミストは錬金術師と訳されます。 錬金術師とは何ぞや?と問うた時、私はそれは決して文字通り卑金属をゴールドに変えられる人…というのではなく、鏡の達人のことを指すと感じます。 鏡の達人とは、思ったことをどんどん具現していく人のことで、それは私たちの遠い祖先、古代人の姿でもあります。 己を知る…、自分自身のエネルギーを感覚としてわかってる人こそ、この魔術師です。 魔術師のカードを見れば、彼が火・水・土・風の四元素を全て使いこなせることが描かれています。 私たちも、自分の本来のエネルギーで生きる時、全てがクリアになり迷いがなくなります。 そんな時、病気も問題も解決されるのは、ある意味、自然なことなのですよね。
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Ray of Sunshine
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