分裂の、仲違いの原因の理由は色々あるだろうけれど、エネルギー的には怒りが原因だ。
個々の怒りに纏わる記憶はいろいろだけど、怒りの波動は同じ。 そして根深い。 この怒りのエネルギーが、あなたの世界観に影響を与えてて、あなたはその世界観に沿って現実を体験する。 「自分に逆らわない生き方」にも書いたけれど、これまでの世界は、型や軸というものを用意されて、それに如何に嵌まれるか…が、成功の鍵だった。 https://www.kaekonakagawa.com/12502125251246412300299832162921147122891245612493125231246212540124342486312376124241235812301/8149439 嵌まれる人にとって世界は心地良かった時の方が多かったろうし、それほど悪いところではなかったのかもしれない。 でも、嵌れなかった人にとって世界は住み心地が悪く、難しい場所だったはず。 あなたがどちらであろうと、あなたも怒りのエネルギーを内に秘めている。 そして、この怒りのエネルギーは、個々が「繋がろう」とか「ひとつになろう」とかするのを邪魔する。 自分と他者との関係もそうだけど、自分自身の中でも「ひとつになろう」とする時、「許せない!」みたいな怒りのエネルギーが邪魔をする。 怒りの根源を辿ると幼少期にまで遡る。 大体、皆5歳になる頃までには怒ってる。 そんな幼い時期に、人間は既に怒らされてる! 私はね、これまでの世界って、ものすごく、人類が失敗するようにできあがってた気がしてならないのよ。 失敗する…というか、罠にハマるというか? まるで子どもが失敗するのを側で見ながら、「失敗して痛い目に遭って、身を以て学べ」と言わんばかりに、凡ゆるところに落とし穴が用意されてた気がする。 「身を以て学べ」ならまだ愛を感じるけれど、「失敗して痛いめに遭って、自信を失くせ」と言う感じだった。 案の定、私たち人類は、その善良さが災いして、見事に失敗を繰り返し、叱られ、辱められながら大人になってきた。 SNSでね、大型犬のブリーダーさんが面白いことを言ってたの。 もう数匹目になるという大型犬の子犬に、トイレトレーニングをしていた時。 「この仔を観察して、いつもどこで粗相し易いか見極め、この仔が粗相し易いところにトイレを置いてあげるんです。そうすれば、すぐにできるようになります。」 うわぉってなった。 私も実家で数匹犬を飼う機会に恵まれたけど、私たち一家が初めての犬を迎えたのは私が幼稚園の頃だったけど、犬のニーズとか性格なんて知ろうともしてなかったもんなぁ。 自分たちの都合に合わせることを犬に要求していた。 本当にかわいそうなことをしてしまった。 そのブリーダーさんですら、「最初はよく分からなくて、犬を叱ってしまい、今はとても後悔しています。」と仰ってた。 犬が「失敗しないように」工夫しようなんていう視点を持ってなかった。 で、人間社会も正にそんな感じだった…というか、もっと酷いよ。 人間が、人間の善良な部分が弱みとなるような、失敗し易いトラップがいっぱい仕掛けられてた気がする。 叱られ、辱められる内に、私たち人間は自信を失くしてしまったんだよね。 自分たちの善良な部分に自信を失くしてしまったという訳なのよね。 世界が大きく変わっているのを誰もが何がしかのレベルで感じてる今。 私は人間がそれぞれ、自分の善良さを受け入れる時なんじゃないかって感じてる。 自分が当たり前のように信じていたことを取り戻す時なんじゃないかって。 それは自分と仲直りするということでもある。 自分や誰かや何かと仲直りしようとして、「怒り」が込み上げてきたら、それは巧妙にプログラミングされた、古い世界の仕組みのカケラだってことを思い出して、とっとと手放してね。 手放して、自分と仲直りして、世界とも仲直りしていこう。
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Ray of Sunshine
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