先月末に大阪へやってきました。
仮住まいのアパートも落ち着いてきました。 仮住まいのコツは、いかに素早く落ち着くか?です。 イギリスは家具付き物件がまだ主流…なのですが、日本は基本家具なし。 まだ拠点を決めていない私にとって家具なしは色々面倒だし、無駄な費用もかかる。 かといってウィークリーマンション的なのは、大体ビジネス街にあり、 物件自体が古かったり、内装もビジネスビジネスしてて、 私にとっては無機質に感じられ、しかも割高だったので、 私は、Airbnbで見つけた物件におります。 イギリスで23年暮らしていたし、 過去、メキシコへも2回、各3ヶ月という期間で、 滞在しながら仕事をした経験があるので、 いかに素早く落ち着くか?は、大分ノウハウもあり、結構スムースでした。 2020年から、海外在住者の移動が増えてます。 ある方向から見れば、パンデミックに触発され、 各土地において暮らす条件の変化が著しくなり、 そして、それらの条件も極めて不安定で変化しやすいことから、 皆、「より自分の求めるカタチ」に近いコミュニティを生み出しながら、 転々とし始めたわけです。 だから、必ずしも、住んでいた土地から故郷へ…というパターンではなく、 自分たちと合わなくなった土地から離れ、 より自分に合う土地を求めての移動です。 私の場合、ロンドンに23年住んでましたが、 移動については、2012年から考えていました。 でも、当時で既に10年以上、しかも大人になってからずーっと暮らした土地だった為、 愛着もあれば、便利でもあったわけです。 そもそも、その土地のエネルギーに惹かれてやってきたわけですから、 私のいた宇宙における座標には、それなりのボリューム感(質量)が発生してましたから、 移動には、それに見合う質量が必要でした。 「じゃ、これで!」とはいかない…のが、地球の、ヒトの、時と空間の特性です。 地球人類は、時と空間を分離して捉えていたため、 空間を移動する、時を移動する、といったようにそれぞれが独立したままシンクロさせなければならず、 かつ、それぞれの要素(空間と時)のボリュームに見合った「理由」という要素も必要になってきます。 ある意味、だから移動手段も色々あるし、手続きもそれなりに面倒で、国境なんてのも存在するんでしょうね。 自分では「休暇取って旅行した」つもりでも、 宇宙的には、全ての条件が満たされたから座標が変わっただけのこと…。 私は2012年ごろ、私にとってのロンドンが終わったことを感じてました。 それは、食べ物や薬品、化粧品なんかの「消費期限」が切れたような感じでした。 ここには感傷と、新たな展開への期待がありますね。 これも、現時点での地球人類が「座標を変える」ためには、重要な要素なんですよ。 こうやって私の「座標変え」が始まりました。 それから、地球人類の感覚でいえば、10年かかり、 あたかもラストは、パンデミックが「後押し」したかのように感じられるのも、 例によって、ボリューム(質量)が見合っただけのこと…なんですが、そう言ってしまうと、人類には「味気なく」聞こえます。 私の空間と時というエネルギーの質量が、私の理由というエネルギーのボリュームと見合うまで、10年とラストはパンデミックが必要だったわけです。 しかも、私の座標変えの条件を満たすには、私がイギリスで体験するパンデミックの質量が必要だったわけです。 その10年、私がいた場所(ロンドンであり、私がやっていたことをやっていた時間と、そこで得た体験)は、宇宙からすれば「個々の座標」でしかありませんが、「個々の座標」を転々としながら、 今いる「個々の座標」へ移る過程で、私の役割の一つでもある、場のエネルギーの調整をしてきたわけです。 無数の「わたし」の座標変えに貢献するために…。 例えば、ある地球人がA地点からB地点へ移動したいという時。 一番すばやく移動するなら、自家用ジェットだったとします。 じゃ、その「ある地球人」は、一番すばやく移動する理由や、自家用ジェットにアクセスする理由が必要になってくるわけです。 それらの理由の満たし方もそれぞれありますが、例えばA地点では追われる身の上になるとか、 自家用ジェットにアクセスする理由も、自分で所有するにしろ、誰かに乗せてもらうにしろ、それなりの背景が必要で、 かつ、それらの背景を整えるのに、要する時間も、個体差があるわけです。 そして、地球人類の面白いところは、その全ての過程において「感情」を作るところ。 これら全てを総動員して、必要な質量を満たして、座標変えをしているのが地球の人類。
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Ray of Sunshine
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