気がついたら、買い物の仕方が変わっていた。
去年までは、買い物は私にとって得意な活動の一つで、ナマモノであれ、何であれ、買いたいものがあればどこで何を買えば良いかすごく自信があったし、不慣れな買い物ならきちんと調べて、お店にも見に行って…とか何とかしていた。 けれど、去年はロックダウンになったり、ウイグル人問題についても知ったので、私は自分の買い物の仕方について考え直すことに。 例えば去年、一昨年の暮れに処分したスニーカーの代わりを探していたのだけど、これが難しかった。 スニーカーはほぼ、あの国で作られている。 今、私みたいに、選ぶ人が増えてきてるし、学校が閉鎖されたりで売れ残ってる感があるスニーカー。 Ethical、倫理的に安全?なスニーカーブランドってまだまだ少ないし、私の場合、サイズ問題が…。 だから子ども用も作ってるメーカーでないと…。 そりゃ、ちょっとエクササイズができるぐらいがいいけれど…あまり運動が得意そうに見えるデザインはちょっと敷居が高いなぁ…とかやってたら、去年は一年間「うんうん」唸るだけで買いそびれてしまい、結局ロクな運動もしないままだったなぁ。(言い訳) 他にも、去年はパソコンも壊れてしまった。 私はずっとリンゴちゃんユーザー。 今、SNS界隈でジャイアンみたいに振る舞うようになったリンゴちゃんから、そのまま新しく買い換えるのも嫌…と思って、結局タブレットを使ってる内に、「これだけでも良いかも?」みたいになってる。 食料品だって地元のスーパーに貢献したいけれど、誰の意向なのか意地悪なお知らせがスーパーからもメールで届くように。 イギリスではマスク装着が義務付けられてるけれど、何らかの理由で着けることができない場合は免除されることが政府が運営するウェブサイトにも書かれている。 一応、「免除カード」もあるけれど、そのサイトにははっきりと「誰にも『マスクを着けない理由』を問いただす権利は無く、誰にも『マスクを着けない理由』を説明する義務は無い」と書かれているのに、「マスク着用は義務です。マスク無しでは入れません」とかメールで送ってきたりするだけでなく、実際に免除カードをスーパーで見せた人たちが中に入れてもらえなかったという書き込みも少なくは無い。 何なの、このジャイアンぶりは。 そっちがその気ならこっちだって選ぶわよぉ〜ぐらいの気持ちで、私はスーパーへ行くのをやめた。 食料品もなるべく小さいお店や市場から買ったり、不本意だけどオンラインでも注文したりしてる今。 市場でもカード決済が可能な昨今、ある市場で私が卵を買うところは「現金のみ」と潔くて応援しちゃう。 そんな訳で、写真のコインパースが去年から再び大活躍してる。 これはフィンランドブランドのLumi。 大分前のことになるけれど、フィンランド人の友だちのところへ遊びに行った時にプレゼントに頂いたもの。 Lumiは雪を意味するんだって。 Luminousみたいに、光とか、照らし出すという意味も含まれてそう。 このがま口を取り出すと、皆、悶絶する。 「小さくて可愛い財布ねぇ!」 一度、日本の神社で神主さんからも「可愛らしいお財布ですねぇ」としみじみ言われた時はびっくりした。 この財布を、近所の郵便局で手紙を出す時に取り出したら、カウンターのパーティションの向こうで顎マスクのスタッフに「キミ、時代を逆流してるねぇ」とクスクス笑われた。 皆、そろそろこの騒動にまつわるアレコレに飽きてきてるんだなぁと感じるんだけど…。 上司からの指示なのか何なのか知らないけど、本来なら仲間な筈の、私たちみたいな普通の消費者に意地悪を続けてると、これが終わった時、誰もそんなお店から買いたいと思わない気がするんだけどなぁ…。
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Ray of Sunshine
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