レヴィ=ストロースの、月の裏側を読み始めました。
イギリスとか、メキシコとか、海外に暮らしていると、このレヴィ=ストロースさんみたいな、 「日本」を好きというか、敬愛している方々によく出会います。 そのたびに「あ、もっと本読まなきゃな」と思います。 このタイトルも、興味津々で。 フランス語の原題にも、Lune(月)とあるから、 訳者は、レヴィ=ストロースの意を汲んだのだと思います。
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以前紹介した「繊細さん、4つの才能」で引用されてた本を乱読してますが、これもそのうちの一冊です。 しかーし、この邦題にはちょっと眉尻が上がります。 というのも、原題は「The Gift of Fear」なんです。 意味的には、「恐怖」という感情、体感が(私たち自身に)もたらす「恩恵」という意味のギフトだからです。 ま、いいや。 とにかく、タイトルに左右されず、直感って何?とか、直感をうまく使いたいみたいな思いがある方は是非読んでみてください。 私自身、直感と気づきがまだまだ時間差でやってくることが多く、それがもしシンクロしたらどんなに強烈なのか?!と思います。 メディテーションやセッションなどの、限定的な環境において集中したらできるのは、ある意味、当たり前ですが、「走りながら」、「生きながら」それができたら…!って思いません? そして、忘れてならないのが、やっぱり感情です。 この本、犯罪のプロファイリングみたいな部分もありますが、ありがちな犯罪者目線ではなく、被害に遭われた方の目線で、「どの時点で気づいていた」から命拾いしたのか?というプロファイリングで、それは被害に遭われた方々のセラピーも兼ねている気がします。 それにしても、読みながら改めて、「いかに自分たちが膨大な情報量を受け取っているか?」に圧倒されます。 そんな「情報」を、私たちは「感情」として受け取ります。 で、この本では、数ある感情の中でも「恐怖」にフォーカスを当てているというわけです。 以前から書いてますが、感情にも2種類あり、一つは囚われた感情と呼ばれたりする、期限切れの古い感情です。 そしてもう一つが、この本でも登場するような、現在進行形で生成される感情で、こちらは羅針盤の役割を果たしていて、私は高次の自分とのコミュニケーションツールだと捉えてます。 2つめのコミュニケーションツールとしての感情を生かすには、1つめの古い感情をなるべく減らしておくことが大切なんですね。 だから私のエネルギーワークは、リリースするワークであると同時に「その感情は何か?」を見定めるワークでもあるんです。 目黒区美術館でやっている、東京の猫たち展に行ってきました。
猫がテーマの作品を展示していて、かわいいです。 何方かと言えば犬派の私も楽しい展覧会でした。 |
Ray of Sunshine
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