久しぶりにセッション例です。
許可を頂いて、詳細や背景も微妙に変えてあります。 クライアントさんは40代女性。 セッションを進めていると、副甲状腺が作り出した感情が出てきた。 感情は、「プライド」。 プライドというと「感情か?」と思う人も多い。 確かに。 でも、そこから感情を感じ取り、クライアントさんの言葉にしてお聞かせするのが私の仕事。 「これは自分自身の価値についてですね。自分の価値は本来不変で生まれた時から死ぬまで変わらないけど、あなたの中で、あなた自身の価値というのは、株価みたいに変動するものという前提ができてる。そして、あなたの価値は5歳ごろから下降し続けているみたい。」 ハッとするクライアントさん。 普段は気に留めていなかったけど、確かにそう思ってます私、うわぁ〜と驚いてらした。 副甲状腺は低い自尊感情、自己肯定感とリンクしていることが多い。 セッションで出てきたからといって、「甲状腺に問題があるの?」とは限らない。 副甲状腺は、喉にあることから第五チャクラともリンクしているので自己表現を司る。 自分に価値が無い…とか、自分の価値は周囲が決める、または自分の価値は社会でどれだけ成功しているかが決める…という認識だったら、「自分の発言には価値がない」と、自己表現にと戸惑いが生じる。 自分の発言の内容から、価値、意義なんかを疑ってしまうのだ。 自己表現は、話す言葉もそうだが、書く言葉や歌うこと、音に頼らない自己表現も含まれる。 とにかく、そんなモヤァッとしたエネルギーが首の周りにあったというわけだ。 リリースはクリアリングで細胞レベルから。 その時に、5歳の時に「チヤホヤされなくなった」という記憶が出てきた。 この女性は、5歳ごろに、周りにいた大人の態度が変わったことを感じ取っていたのだが、それを「自分の価値が下がったために起きた」ことだと、間違ってインプットしてしまったんだね。 これは、自分に付加価値をつけようと頑張って疲弊することにも繋がっている。 しかも、この経験は、彼女自身の愛情表現にも影響を与えていたから…気づきを得たことで、クライアントさんは「そうだったんですね!」と納得してらした。 というわけで、今回はセッションの一部から、副甲状腺と自己肯定感についてでした。
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Ray of Sunshine
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