私たちは自分が感知できないものは存在しないに等しい…とよく書いてます。
「自分探し」とか言ったりしますが、感知できていないから=無い…となり、結果、探しにいくことになるわけです。 それが悪い…!というわけでもありません。 というのも、結局見つかるのは、「そこに元からあったもの」な訳ですから。 ただ、「これから」探しに行こうと思っていた人は、ちょっとした意識のシフトで、その道のりがシンプルになるかもしれません。 例えば、自分って何なんだろう?みたいなところからスタートすると、自然に「自分らしさって何だろう?」みたいな思考になってくると思います。 自分らしさ…を知るには、自分自身が感じていることを認識することから始まります。 例えば「これ好き!」とか、「これ嫌い」なんかもそうですが、自分がハマりやすい思考のループや、パターンを体感することです。 この「体感する」はとても大切です。 体感しようとせず、頭から分析しちゃうに留まると、ジャッジするエネルギーになり、それは制限となってしまいます。 体全体で感じていることを認識するだけで良いのです。 認識…とは、「へぇ…そうなんだ」みたいなエネルギーです。 新しいことを発見していく感じ。 それは子育てをしていく感じと似ています。 自分という人間を、「あ、私はこんなことが苦手か〜、可愛いな」とか、「あ、私今心配してる?大丈夫だよ〜」とか、愛情を持って認識していくわけです。 ここでスパルタコーチみたいに、「苦手なことは克服しよう!」と自分を鼓舞する必要も、「あ!また心配してる!」と叱り付ける必要も、「どうすれば良い?」と解決しようとする必要もないわけです。 自分の取扱説明書を作る気持ちでやる…っていうと分かりやすいかも。 例えば、私がキッチンに立つと散らかします。 汚す…のではなく、散らかす…です。 出したものは終わず、洗い物は食べ終わってからまとめて、野菜のヘタとかがワークトップに転がっていたり…と、まぁこんな感じ。 やろうと思えばできるけど、そのためには「できる人」スイッチをONにしなくてはならないわけですよ。 スイッチONにするよりも、笑いながら「うわっ!!めっちゃ散らかってる〜!私ってこういう人なんだよね〜ハハハッ!」と笑って終わり。 よく考えてみてくださいね。 自分らしさとは、自分自身の取扱説明書です。 例えば、電化製品の取扱説明書には、そのアイテムに元から備わった機能しか載ってませんよね? 人間の取扱説明書も、元から備わった機能だけを載せましょってことです。 しかし、あくまで元から備わったものだけを把握することが、自分らしさを感じる時のスタート地点です。 これからの世界に向けて、どんどん自分の取扱説明書を充実させていきましょう!
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Ray of Sunshine
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