以前から、私がご縁のあるクライアントさんたちの中には、「もう7年、いろいろやっている」というように、何年も癒されようと努力を続けている方も多い。
そういう場合、最初に私は「ここに来られた経緯を簡潔にお話ください」みたいに促すのだけど、決まって「簡潔」という言葉に戸惑ってしまう。 「え…?簡潔に話せるかな???」 というわけ。わかる、わかる、よくわかる。 確かに、ヒーリングやセラピー体験に年季が入ってしまうと、「どこから話せば良いのか」とか「こんなこと話して良いのか」みたいな感じになる。 こんな場合、ヒーリングやセラピーが不時着してしまっている。 言い方を変えると、ヒーリング&セラピー「ジプシー」になってしまってるのだ。 流れて、流れて、「こんな遠くまできてしまった…。目的地は、家はいったい何処…」みたいな状況。 または、空港上空を何度も旋回しながら、着陸許可が降りるのを待つ飛行機みたいな感じがすることもある。 「いつ、降りられるかな…?そもそも、自分はここに降りて良いのかな?」 ぐるぐるぐる…。 特徴としては、情報量が多いこと。 ヒーリングやセラピーに関して…ではなく、一般的に情報を集めるのが癖になってて、それを「これは〇〇ちゃんに教えてあげよう」とか、自分よりも他者に紐付けて収集するのが特徴。 例えば、「今週末何しようかな…」と呟こうものなら、「そういえば、〇〇でこんなイベントやってるよ。あなたの家から近いでしょ?行ってみたら?」みたいな。 聞いてなくても教えてくる感じで、これもほぼ無意識で本人はやっている。 そんなモードで生きている時、自分自身のヒーリングやセラピーが不時着する。 そんなモードで生きてるクライアントさんに、「何のためにヒーリングやセラピーを受けていますか?」と問いかけると、大抵の場合、う〜んとその場で考え込んでしまう。 要するに、自分自身のためのヒーリングやセラピーも「情報収集モード」で受けてしまっていては、前に進むはずが無いのだ。 そんな時、人によっては「効かなかった」と、自分が選択してきた癒しの行程を否定してしまう場合もあるけれど、そうじゃない。 モードが、情報収集モードになってた…というだけ。 それを、パチンとスイッチを切り替えて、「癒される」モードにするには? それはもう、「何のために癒されたいのか」を大きくしていくのだ。 これが私のアプローチで、私が自分のエネルギーワークを「クリエイティブヒーリング」と呼ぶ由縁。 Make it simple!
0 Comments
Your comment will be posted after it is approved.
Leave a Reply. |
Ray of Sunshine
|