「今、そっちロックダウン中?」
これは、イギリスだけじゃなくて、ヨーロッパ圏に暮らす友人らと話す時の、挨拶に含まれているこの頃…。 後、「こっちロックダウン中だから…」とかも。 先日、数回目の封鎖最終日にあったイタリア、トスカーナに暮らす友人と話していた時、イタリアで離婚が増えていると言っていた。 イギリスもきっとそうなんだろうけれど、私の周りにはいないのでわからない…。 要するに、ロックダウンで家の中で暮らす時間が増えた結果、お互いに我慢できない!というわけ。 酷いと思う人もいらっしゃるかもしれないけれど、離婚するならして仕舞えば良いと私は思う。 というのも、コロナ以前から、離婚する要素はあったわけで、たまたま、仕事やレジャーその他のおかげで、その問題と向き合わずに済んでいただけのことだから。 コロナで封鎖にならなかったら、一生、自分の本当の気持ちに気付けなかった可能性はとても高い。 以前も書いたけれど、問題はそこにずっとあったわけ。 どのみち時間の問題だったけれど、コロナと封鎖という極端な状況により、時間が速まったということ。 でも、離婚する…というのは、いわば対処療法で、取り敢えず炎症を治めるための処置。 炎症を治める処置が始まったら、今度は事の本質に意識を向けてあげる時。 それは、自分の本当の気持ちを聞いてあげようという至ってシンプルなことのような気がする。 イタリアに暮らす友人によると、イタリアはとても不景気が深刻で、そんな中、キャッシュレス化が急速に進んでて皆、文句を言ってるそうだ。 場所にようるだろうけれど、小さい店舗では「キャッシュで払ってくれるならちょっと安くするよ」と言われることが普通にあるらしいのね。 その意味がすぐ分からなかった私に友人が「そうすれば、売り上げを計上しなくていいから」とメリットを教えてくれた。 キャッシュレス化が進めばそれができなくなる。 友人の周りには、リテールや飲食店で働いてたり、経営している人が多いみたいで、皆文句を言ってると…。 これも…ね? ここ数十年?イタリアはずっと不景気が酷くなってきてたわけで、彼女の街の飲食店では正社員を雇わず、3ヶ月ごとに首にして、皆他のレストランで働いたら出戻り…みたいな雇用形態が常態化していたビジネスも多かったと聞くと、日本の正規、非正規雇用問題と実質変わらない本質が見えてこないだろうか? そもそも、どうしてビジネスオーナーは、計上しない方法や、雇用しなくて済む方法を選ぶようになったのか?とかを見て行かないと、規則を厳しくしていっても、ついてこれなくなるか、それを掻い潜る裏技を思いつくか…だと感じるんだけどなぁ。 だから、こんな人類救済プランの話が出てくるのも偶然じゃないんだろうね。 私も今年の初めに調べてみたんだけど、GesaraとNesaraという経済救済プランについて、聞いたことがある人もいるかもしれない。 もう全部は覚えていないけど、とにかく全ての借金がゼロになり、所得税は撤廃、テスラのフリーエネルギー始め、あらゆるテクノロジーが開示される、そんな夢のような、経済のみならず、地球救済プランだった。 家も賃貸で車も持たない私は借金がないので、個人的にテクノロジーの開示の一部、フリーエネルギーとメドベッドと言われる医療技術の公開に興味があった。 どちらにせよ、これらはこのGesaraとかの一部じゃなくても、このタイムライン上で起きていくことだと感じてる。 でね、それらを「デマだ」という人と、「どっちでも良いけど、楽しみー」という人と、「お願い!それがなきゃしんどすぎる!」という人、いろいろいる。 恐らく、経済的にゆとりがあったり、まだ今回のダメージが届いてない場合は、「は?甘えるんじゃない!」と感じるかもしれないし、ゆとりまでなくても、何とか回ってる場合なら、「あったら良いなぁ」、ダメージが一早く響いた場合は今すぐに何かの救済を必要としているし…。 イギリスだけでも実に、 1,500,000だけの職業が既に失われたそうだから、地球規模でいくとものすごい数になる。 色々なことを感じるのも人それぞれだけど、私は、窮地に陥ったことが少ない場合と、陥っても助けてもらった感覚が薄い場合、人間は想像力が乏しくなると感じてる。 ベルリンのデモとホロコーストサバイバーのプリモ・レヴィの本に書かれてたことを書いたこちらのポストにも同じようなことを書いた。 困ってる人のことが想像できなくなって、果ては自殺まで自己責任だと言ってしまうようになると、私はもう十分、ロボット化が進んでると感じる。 これから先、エヌ・ダブリュー・オーとは違った、何らかの救済プランはできていくだろうけど、それらはあくまで炎症を抑えるための対処療法だから、私たちは皆、それぞれの事の本質に目を向けていくことになるんじゃないかなぁ…と私は感じてるんだけどね。 人にはそれぞれタイミングがあるから、「さぁ!さぁ!」とは言わないけれど、あなたが壁にぶつかった時、あなたの炎症(壁)にも正体(事の本質)があることを思い出してくれたら、世界の終わりでないことも思い出せるんじゃないだろうか。
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Ray of Sunshine
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